商品説明
ディフュージョンチューブを発生源として一定濃度の高沸点有機物のガスを発生させる装置です。あらゆる高沸点有機物の極低濃度(pg/23)から比較的高濃度(百μg/m3)まで、非常に広範囲の一定濃度ガスを連続的に発生させることができます。また、4成分以上の混合ガスの発生も可能です。
装置内の通気系は、すべて恒温槽内に収納して高沸点有機物の凝縮・吸着を制御し、密閉負圧系とすることで外部へのガスの漏洩を防止し、さらに排気ガスを十分な量を活性炭層で浄化処理して排出します。また、発生器ホルダを高温度時に開放しないように警報ブザーを設置するなど、安全に毒性の強い高沸点有機物を取り扱うことができます。
商品仕様
品名 |
高沸点有機物定濃度ガス発生装置 |
型式 |
PD-230 |
発生原理 |
ディフュージョンチューブ法を用いた動的ガス発生法 |
発生対象ガス |
高沸点有機物 |
通気方式 |
ダイヤフラムポンプによる減圧吸引 |
温度範囲 |
発生温度範囲:50~230℃任意調整温度設定単位:0.1℃温度表示精度:設定値の±0.9℃流量測定範囲:面積式流量計0.2~10L/min(テーパー管0.2~2 L/minまたは 1~10 L/min)使用温度:20℃±10℃湿度範囲:20~90% |
電源 |
AC 100V ±10% 50/60Hz 1kW |
温度調節器 |
温度設定、設定温度・測定温度表示、ヒーターON/OFF表示 |
通気系内圧力表示 |
真空計 0~0.1Mpa |
接続 |
希釈流量調整:ニードル弁発生ガス採取:発生ガス採取弁切替による発生ガス採取口と戻り口:外径8mm用スウェージロック継手希釈用空気入口:外径8mm用スウェージロック継手浄化後排出ガス出口:外径8mm用スウェージロック継手流路気密チェック:漏れチェック弁による流路閉止操作と静止圧監視希釈用空気精製:ヤシガラ活性炭吸着処理排出ガス浄化:ヤシガラ活性炭吸着処理恒温槽冷却:排気口の開口による熱風排気と器外空気吸入リボンヒータ電圧調整:リボンヒータ用電圧調整回路付サーキットプロテクタ容量:10A |
外形寸法 |
高さ440+29(上蓋)×幅460+奥行454mm(突起は含まず) |
本体重量 |
約 40kg |
付属品 |
電源コード(定格電流15A)、プラグアダプタ(定格電流15A)、リボンヒータ(使用温度範囲80~250℃、定格AC100V 90W)、流量計テーパー管(2L/min,10L/min)、チューブ保持かご(ディフュージョンチューブ4本用)、取扱説明書 |
* |
お客様の利用装置との接続発生ガス採取口および戻り口に、お客様の「定濃度ガス利用装置」をステンレス管等で漏れないようにしっかりと接続してください。・「定濃度ガス利用装置」の取り外し口の直前および直後には、図に示すように、バイパス流路と切り替えバルブを付けてください。・「発生ガス採取口」の金具から「定濃度ガス利用装置」まで、およびバイパス流路から「戻り口」までの管路に必ずリボンヒータまたはマントルヒータを取り付けてください。加温しないと発生したガスが途中で凝縮して所定濃度が発生しないだけでなく、毒性の高い物質が配管にたまり危険なことがあります。 |
** |
メーカー立会検収を必要とします。 |
入数 |
1台 |
商品説明
ディフュージョンチューブを発生源として一定濃度の高沸点有機物のガスを発生させる装置です。あらゆる高沸点有機物の極低濃度(pg/23)から比較的高濃度(百μg/m3)まで、非常に広範囲の一定濃度ガスを連続的に発生させることができます。また、4成分以上の混合ガスの発生も可能です。装置内の通気系は、すべて恒温槽内に収納して高沸点有機物の凝縮・吸着を制御し、密閉負圧系とすることで外部へのガスの漏洩を防止し、さらに排気ガスを十分な量を活性炭層で浄化処理して排出します。また、発生器ホルダを高温度時に開放しないように警報ブザーを設置するなど、安全に毒性の強い高沸点有機物を取り扱うことができます。